Sparse Bundle Imageを仮想マシン置き場として運用する手順

Macを使っている人の中には、Boot CampやVMware Fusion、ParallelsでWindows環境を仮想化している人も多いと思います(あ、Boot Campは仮想ではないか)。

404 Blog Not Found:Mac – Sparse Bundle Image ノススメ

敬愛する小飼弾先生も、Sparse Bundle Imageでの仮想マシン運用をオススメしています。何と言っても一番のメリットは差分バックアップが容易になること。一般的な運用だと、ほんの僅かファイルが変更されただけでまるっとファイルが変わっちゃいますから。仮に仮想マシンのHDDに40GBを充てていたら、何か操作する度に40GBの差分です。数テラ時代になった昨今でも、無駄遣い甚だしい。

という訳で、Sparse Bundle Imageを作成して、そこに仮想マシンを置くまでの手順。ディスクユーティリティでSparse Bundle Imageを作成→そこに仮想マシンファイルを置くという流れです。

  1. ディスクユーティリティの「新規イメージ」ボタンをクリック
  2. 作成する新規イメージの情報を入力(下記は例です)
    • 名前:ファイル名になります(例:WindowsXp→WindowsXp.sparsebundle)
    • 場所:後で変更可能なのでどこでもOKです。「仮想マシン」ディレクトリとかでいいかと。
    • 名前:マウント時のボリューム名となります。(例:WindowsXpVolume)
    • サイズ:仮想マシンの容量に合わせて大きめに作っておけば大丈夫。後から変更可能。
    • フォーマット:Mac OS 拡張(ジャーナリング)
    • 暗号化:なし
    • パーティション:ハードディスク
    • イメージフォーマット:スパースバンドル・ディスクイメージ
  3. 作成ボタンをクリックすると、sparsebundleファイルが作成された上でディスクイメージがマウントされます
  4. デスクトップのディスクイメージをクリックして開いて下さい
  5. そこに、仮想マシンのファイル(Windows XP Home Edition.vmwarevm など)をコピーor移動します
  6. 仮想マシンを使用する時は、そのファイルを使用するだけです。

以上!簡単でしょ?実際にrsyncやTimeMachineでどれぐらい効果的になるのか、またパフォーマンスのコストがどれだけ変わるかは、後日テストします。

注意点としては、マシンを再起動した時にはディスクイメージがマウントされていない可能性があるので、その場合は「***.sparsebundle」ファイルをダブルクリックするなどしてマウントしてから仮想マシンを使用して下さい。

それではまた!

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