あまちゃん 第141回「おら、やっぱりこの海が好きだ!」感想

今日は太巻と鈴鹿さんの結婚がメイン。結婚がショックで寝込んじゃうマスターがいいですね。会話が途切れたからって平成元年のヒット曲VTRを流すとか、音痴さまさまとか、基本的にコミカルでほのぼのな回でした。最後、ずぶん先輩とユイが再会するシーンは恋の再燃なんかも予感させますね…どうなる?!

あらすじ

  • ミサンガをあげると思わせて、ちゃっかり徴収するずぶん先輩
  • ミズタクと鈴鹿さんにも…鈴鹿さんはお札
  • 2011年7月、鈴鹿さんも仕事を再開
  • 台本合わせで棒読みのミズタク
  • おもむろに結婚をミズタクに告げる鈴鹿さん
  • ショックで寝こむマスター甲斐さん
  • いつから…事務所を立ち上げた時、春子が田舎に帰った年、平成元年から
  • 会話が途切れたから平成元年のヒット曲紹介VTR
  • 太巻「やるからには大きく…スポーツ紙の一面、式も生中継、司会は徳光さんに面白く、ブーケもKABAちゃんに面白くキャッチ、ハワイも行くなら改編期に特番絡めたい」
  • 根っからのプロデューサー気質
  • 10年前にも計画したが、アントニオ猪木のスカイダイビングと被ったので中止にした
  • マスター復活
  • 結婚を決めたのは震災の影響
  • 震災婚、絆婚が流行ってると言う正宗に、「何かやだ」と気に入らない太巻
  • 「長い間、ご苦労様でした」と泣き出す正宗さん
  • それに突っ込むミズタクとマスター
  • 春子「鈴鹿さんが捨てた方の人生を代わりに歩んできたような気がする。結婚なんておめでたいと思ったことないけど、今はおめでとうって言いそうな自分に驚いてます」
  • 私が歌が下手だったせいでと申し訳なさそうな鈴鹿さんに、音痴様様と返す春子
  • 悔しさで太巻の袖を強く握りしめる鈴鹿さん
  • 春子の「おめでとうございます」にも、とうとう耐えられず鈴鹿さん「ひどい!」
  • 作業をしながらもTVを見て地元のことが気になる種市
  • 2011年8月、帰ってきた安部ちゃん
  • 100万食売り切ったので帰ってきた(そばとうどん含む)
  • まめぶ大使卒業
  • アキが間違えた影武者と落ち武者の違いに突っ込む安部ちゃん
  • 海人カフェ再建を決意するアキ
  • お盆を待たずに帰ってきた種市くん、ユイと再会

あまちゃん 第140回「おら、やっぱりこの海が好きだ!」感想

ユイちゃんを変えてしまったものを確かめようと、大吉さんと共にトンネルの向こうを目指すアキちゃん。そこで目にした光景は…

TVなどで散々目にした、瓦礫の山。どうみても非現実的な景色なのに、普段それを見ていた人が目の当たりにした衝撃はどれほどなんだろう。長くあまちゃんを見てきて、ようやくユイちゃんの気持ちを僅かにでも想像できる程度かもしれません。

そこら辺にある底引き網をミサンガにすることを提案するも、「底引き網は漁師の魂が宿っている、神聖なもの」…はねつけられるアキちゃん。だからこそミサンガとして身につけて、漁に出る気持ちを奮起させようと提案する夏ばっぱ。売上で新しい網も買えて一石二鳥、と。ここでも「転んでもただでは起きねぇ北三陸」節が炸裂!

早速できたミサンガを手に、リアスの客を物色するやよいさん。そしておもむろにストーブさんの手を掴みあげ装着!「なんでストーブさんに?!」と少し荒くなるアキに、「この中で一番幸薄そうな顔してたから」と答え、「あぁぁ…」と深く納得する一同。ここでも相変わらず残念な感じのストーブさんに笑いました(笑)

ずぶん先輩といちゃいちゃ長電話して、「電話代も電気代ももったいねぇ」と夏ばっぱにたしなめられるアキ(笑)

そこからのやり取りは真剣。「あんな津波があって、海に潜るのは怖くないの?リアスもあるし、無理に潜る必要はない。なして?」とアキ。

それに対して夏ばっぱ「潜らなければどうやって生きる。リアスで食っていけても張り合いがねぇ。」「海が荒れたのは今度が初めてじゃねぇ、50年前のチリ地震の時も大変な騒ぎだった。生きてるうちにもう一度怖い目にあうとは思わなかった…が、おまんまを食わせてくれた海が一度や二度へそを曲げたからと言って、よそで暮らすなんて気持ちで生きてねぇ」と。

東北で、実際に海の恵みで生きている人はどう思っているんでしょう。一つ言えるのは、「危ないのは分かってるんだからよそに住め」って遠くから他人事のように言う人よりは、海の怖さも、ありがたさも、ちゃーんと分かってるんだろうな…なんて思いました。

しかし67歳を四捨五入して100歳にしちゃうのは笑いました。夏ばっぱも「どこで四捨五入してんだ」と。10の位で四捨五入しちゃうと、49歳までは0歳ってことになっちゃいますからね(笑)普通はやらねぇ…

あと、すね毛をミサンガに編みこんでしまったいっそん。「わざとだろ!」とみんな心の中で思ったはず(笑)

あらすじ

  • 何がユイを変えたのかをその目で確かめるために、大吉さんと一緒にトンネルの向こう側を見にいくアキ
  • オープニング
  • 瓦礫の山を目にして、言葉を失うアキ
  • (あの日ユイが見たのはこんなものじゃなかったはず)
  • (夏ばっぱも、海人クラブのみんなも、他のみんなも、多くの物を失いそれでも笑ってる)
  • 底引き網を見つけ、海人クラブでミサンガにしようと提案するアキだが、反対される
  • 底引き網には漁師の魂が宿ってる。神聖なものなんだ…と
  • 「だからこそほっとく手はねぇ。それを見れば、一刻も早く漁に出なければと思う復興のシンボルになる。しかも売上で新しい網も買える」と夏ばっぱが後押し
  • 早速出来たミサンガを手に、周りを見渡すやよいさん。
  • 目星をつけて、ストーブさんの腕にミサンガを装着!
  • アキの「なしてストーブさんに?!」の問いに、やよい「この中で一番幸薄い顔してっから」と答え、「あぁ」と納得するリアスの一同
  • リアスの外で北三陸ミサンガPR映像の撮影。ユイちゃんも一緒にと誘うが、「私はいい」と断られ一人で撮影するアキ。
  • 種市先輩と長電話するアキ。電話が終わり「電話代も電気代ももったいねぇ」と狸寝入りしていた夏ばっぱにたしなめられる。
  • 夏ばっぱに「海に潜るのは怖くねぇの?」と尋ねるアキ
  • 夏ばっぱ「潜らなければどうやって生きていく」「小遣い稼ぎじゃ それじゃあ張り合いねぇ」
  • アキ「67だべ。四捨五入したら100歳だべ。」夏ばっぱ「どこで四捨五入してんだぁ」
  • 夏ばっぱ「海が荒れて大騒ぎしたのは今度が始めてじゃねぇ。50年前のチリ地震の時も大変な騒ぎだった。生きてるうちにもう一回怖いめにあうとは思わなかった」
  • 「でもだからってよそで暮らすなんてそんな気分にはなれねぇ。組合長も一人息子を19の時に亡くして、遺影も遺品も津波に飲まれた。」
  • 体毛を編み込みいっそん
  • 夏ばっぱ「そんな組合長によそで暮らせなんて言えるか?」「それにオラが離れたら忠兵衛さんはどこに帰ってくんだ。」
  • 「おまんま食わしてくれた海が一回や二回へそを曲げたぐらいで…よそで暮らすべなんてオラはなっからそんな気持ちで生きてねぇど」
  • 噂をすれば北三陸のベストカップル…といって登場する組合長、メガネ会計ばばあ、いっそん

あまちゃん 第139回「おら、やっぱりこの海が好きだ!」感想

海開き→首脳会議→リアスで足立一家の挨拶

首脳会議での「KDTOK3RKDNSPMMMYPGB」、ここまで来るとパスワードとして覚える事すら出来ないレベルです(笑)

三陸鉄道の復旧には80億円がかかるけれど、そのお金の当てはなし。他に課題が山積みの中で、復興予算を回してもらえるとは思えない。議題は深刻。にも関わらず、さすが転んでもタダでは起きない北三陸、笑いが絶えない!

今野ブティックに鼻くそつける吉田くんとか、スーパーマリオのように片手を突き上げて「んだんだんだ」言うやよいさん、B’zの稲葉さんをチャラチャラしてると言われて夫婦喧嘩(のろけ)を見せる吉田夫妻。ちなみにB’zの稲葉さんは復興支援として、実際に浜のミサンガをライブで身に付けていたらしいです。だから名前が出てきたんですね。

震災時に乗り合わせた鈴木のばっぱは「オラのこと守ってくれた北鉄さお礼言わねば。一日も早く元のように走りますように」と。演技力も手伝って、今日イチで泣きそうになりました。

やるべき事は山積み、そのためのお金も時間も全然足りない。これって実際に色んな自治体で起こっていることをドラマ越しに見ているようです。

気になったのはユイちゃん。決して無理をしている様子ではないにも関わらず、何もかもを諦めたような暗い表情。震災の前からそうだった気もするけれど、他の登場人物が辛さを背負いながらも明るく生きているのに比べると、気持ちが更に深くに潜ってしまったように見えます。最後までにユイちゃんの心が救われる日が来るのか…いや、そうでないと見てるこっちが救われない。潮騒のメモリーズの再結成を祈りたいです。

あらすじ

  • 2011年7月1日海開き!アキが潜ったものの肝心の「うにいねぇ」。
  • オープニング
  • 震災後初めての首脳会議
  • KDTOK3RKDNSPMMMYPGB(転んでも ただでは起ぎねえ 北三陸を 今度こそ何とかすっぺ 目に物見せてやっぺ ゴーストバスターズ)
  • やよいさん「まだ書き移してねぇべ」
  • 北三陸鉄道、南三陸鉄道の復旧に80億円、国の補助でもなければどうにかなる金額じゃない
  • ジオラマに難癖をつけられ、ブティック今野の駐車場に鼻くそをつける吉田く
  • 大吉とユイが乗っていた「奇跡の車両」は復興のシンボル
  • 鈴木のばっぱ「オラのこと守ってくれた北鉄さお礼言わねば。一日も早く元のように走りますように」
  • それを見て大吉「もう動かないかもしれねぇとは言えねがった」
  • 市民だけでなく鉄道ファンから存続希望の応援メッセージ
  • やよいさん「んだんだんだ」「んだんだんだ」
  • 「いいぞやよいさん もっとコイン取れ」
  • 夏ばっぱ「銭はどうする?国が予算を回してくれるとは思えねぇ」
  • 海人カフェ担当のストーブさんはあま絵(マリオ風やよいさん)を書いている。頼りになりません。
  • 観光客は来るものの、うにがいない。津波で例年の水揚げの80%が打ち上げられて死んだ
  • やっと取っても東北で取れる海産物は危ないんじゃないかという風評被害
  • ふざけんな!何度も水質調査して安全を確認してるのに
  • 「ユイちゃんがいっしょに潜ってくれたら…まだオタクさんが食いつくんだけど」
  • アキがミサンガを提案→今年は自粛、材料費も高くて
  • 吉田くん「ミサンガってチャラチャラした感じでしょ。B’zの稲葉さんとか」
  • 栗原さん「B’zの稲葉さんはチャラくねぇ!稲葉さんの事悪く言ったらいくら亭主でも許さねぇから!」
  • 吉田くん「オラもB’z好きだっぺ。あーいのままぬー わーがままぬー」
  • 復興予算について聞かれ、他人事のように答える足立先生。議員をやめたとカミングアウト。胸には議員バッジではなくしじみの殻。
  • 辞めた理由は市長選に立候補するため…驚きすぎて「じぇじぇじぇ」も出ない一同
  • リアスで足立家が揃って挨拶
  • 「潮騒のメモリーズ」の話題に、私は表に立って色々するのはもういいとアキに告げるユイ

あまちゃん 第22週「おらとママの潮騒のメモリー」

今更のようにあまちゃん感想。書くネタないんだから、もっと早くに書いておけば良かった(笑)

東京アイドル編の、そして天野春子のクライマックスでしたね。笑える要素はちゃんと仕込みつつ、やたらと泣けるシーンの多い週でした。

その中でも圧倒的だったのは131話。太巻の「申し訳ない、春ちゃん」で涙腺決壊、涙ぼろっぼろ。20年近く抱え続けた心のしこりのような感情が流れ込んできて、もう我慢できませんでした。

お次は129(だったかな?)話。夏ばっぱの復帰で親孝行も潮時だと感じて、そっと東京に帰る春子。それに気付かずに、ウニ丼を持たせてやるんだと部屋のふすまを開いた時の夏ばっぱの表情や、ウニ丼を強く握りしめた仕草で崩壊。もう親子のわだかまりは解けたのに、相変わらず不器用な二人だなと泣き笑いでした。

一つだけ気になったのは、二人の別れ方。登場人物は知らない、でも視聴者は知っている3月11日。このXデーが近づくにつれて、これっきり二人が会えなくなったりしないといいな…と一抹の不安を覚えたのでした。

前髪クネ男は面白かったです。なんなのこのチャラさ、なんなのこの腰のクネり具合(笑)試しに自分でもクネってみたけど、案外むずかしい。クネり続ける彼は実は凄いのかもしれない…でもウザい。

その後のずぶん先輩との初キスは、前髪クネ男とのキスよろしく、カメラワークで視聴者には見えないようになっていましたね。メタ要素たっぷりです。

いよいよ次週は震災。まだ記憶に新しいシーンをどう表現するのか、とっても気になります。登場人物に愛着があるから、ちょっと見るのが怖い思いもあります…

2013.9.6 ももクロ@Ustream

今回は神がかった面白さだった!メンバー1人の放送はしっかりと話が聞けていいけど、2人以上になると途端にわちゃわちゃし始めるんだよね。そのわちゃわちゃ感が何とも楽しい。

なのに、なのによ。そんな時に限ってアーカイブしてないなんて…kwkmさんのバカ!

今日の見所は…

  • あーりんの謎カワイイくしゃみ
  • ももクロマンチョコ開封祭り→からのMacbook天板にシールベタ貼りw
  • あまちゃんへのハマりっぷり(特にしおりん)
  • 潮騒のメモリー、暦の上ではディセンバー、地元に帰ろうをコンプリート→ライブで聞きたいw
  • 笑顔百景での3人の舌出しw

こんな感じでした。いやぁ楽しかった!誰かも呟いてたけど、このままTVで流しちゃっても面白いと思う。ファンしか得しないのはどうせ今のももクロChanも同じだし、それなら振り切ってUstばりにはっちゃければいい!

ただTVで言っちゃいけない事とかバンバンやっちゃいそうで怖いかもw

ストリートビューの更新から見る石巻の復興

つい数日前、ちょうどあまちゃんが震災当日の回だったのが9月2日。約2年前の2011年9月に石巻を見て回った時の事を思い出して、Googleストリートビューを見てみました。ストリートビューの車が回ったのも同時期だったらしく、自分が見た風景とほとんど同じ、津波の爪痕が残る痛々しい風景がうつっていました。

Google、東日本大震災 被災地のストリートビューを更新(MdN Design Interactive) – IT – livedoor ニュース

それからわずか数日でこのニュース。早速ストリートビューを見てみると、かなりキレイになった街の姿がありました。現地の方の頑張りでしょうが、2年でよくぞここまで…そう思わずにはいられませんでした。

もちろん自分が見たのは石巻の一部だけなので、石巻の中でも場所によって、または他の地域でまだまだ復旧が追いついてない場所はたくさんあるでしょう。終わりどころかようやくスタートラインに立ったぐらいだと思いますが、風景の変わりようからは、一筋の光が見えるような気がしました。

あまちゃんをきっかけに、震災について考えなおすいい機会になりました。