TimeMachine専用の外付けハードディスクを持っていないので、今まで使っていたデスクトップをMacbook ProのTimeMachine用のサーバーとして利用しています。最初はテストのつもりで小さめに容量を取っていたんですけど、実用に耐えうるレベルなので容量を拡張することにしました。大まかな手順は下記の通りです。
- ディスクユーティリティで「イメージのサイズを変更」
- パーティションの容量を変更したサイズまで増やす
ちなみに参考にしたのは下記の記事です。
Time Machine用ディスクの大きさを変更 – mac memo2
まずはディスクユーティリティを開きます。
今回は上記画像の「TimeMachineVolume」の最大容量を180GBから200GBに増やしてみたいと思います。今回はこの記事用に増やしますが、元々は100GB程度しかありませんでした。もし、今回の対象となる「TimeMachine.sparsebundle」が表示されていない場合は、容量を増やしたいsparsebundleファイルをダブルクリックするなりして、この画面に表示させて下さい。
ポチポチっと。すると最初の画像のように、ディスクユーティリティに目的のディスクイメージが表示されると思います。ただ、ディスクイメージが開いていると容量の操作ができませんので、ボリューム名(今回の例では「TimeMachineVolume」)を右クリックして取り出しを行なって下さい。
するとディスクイメージが取り出されて下画像のようになると思います。
これでスパースバンドル・ディスクイメージのサイズを変更可能となります。右上メニューの「イメージのサイズを変更」ボタンをクリックして下さい。
新しいサイズを入力できますので、お好みの容量で入力して「サイズを変更」ボタンを押して下さい。これでディスクイメージの容量は200GBになりました。ただし、ボリュームのパーティションは元のままです。今回の例だと、TimeMachineVolumeの容量は180GBのままで、未使用の領域が20GB増えた状態です。
というわけで、次にボリュームのパーティション容量を拡張します。ディスクイメージ(TimeMachine.sparsebundle)を選択して、「開く」ボタンを押して下さい。下記のようにパーティションタブを選択できる状態になると思います。
パーティションタブを選択して、「パーティションのレイアウト」右下にある三角印を下まで引っ張って、パーティションを容量いっぱいまで広げたら、「適用」ボタンを押すと次のようなダイアログが表示されます。
「パーティション」ボタンを押せば、下記のように変更がスタートします。ちょっと時間がかかるかもしれないので、お茶でも飲んで待ちましょう。
右下に進捗状況が出ています。プログレスバーがいっぱいになれば、変更作業完了です。これで容量が変更されました。めでたしめでたし…のはずなんですが、なぜかボリュームのマウントが解除されていたりして変な状況です。この作業をすると毎回同じようになるのですが、ディスクユーティリティを再起動すると変更した後の正しい状態でボリュームがマウントされているので、バグかもしれません。作業後はディスクユーティリティを再起動する事をオススメします。
以上、スパースバンドル・ディスクイメージの最大容量を増やす手順でした。参考になれば幸いです。
それではまた!