Windowsを使ってきた人間がMacを使いはじめると色々な違いに戸惑いますが、その中の一つがキーボードの配列。Windowsのキーボードにしたって色んな種類があるのに、Macには見たことないキーがあるし、JISキーボードとかUSキーボードとか意味分かんないし…あぁ挫折。
みたいなことになっちゃうわけです。ちなみにJISキーボードとUSキーボードはキーの形や配列が違う他、JISには「ひらがな」が書いてあります。なんか長年にわたるJIS派とUS派の宗教戦争があるらしいですが、自分はよく分からずJISのMacbookを買いました。下のサイトでは「USキーボード」が良しとされてますが、個人的には「JISキーボード」の方がWindows時代に近くて使いやすいです。Windowsの「半角/全角」キーと比べて、Macの「かな」「英数」キーの方が使い勝手いいですしね。
MacユーザーがUSキーボードを使うべき3つの理由 : tidestar
話がそれました。さて本題。MacにもWindowsのようなキーボードのショートカットキーがあります。
上記はChromeのメニュー例ですが、他のアプリケーションでも似たような表示があるはずです。ここで気になるのが…このうにゃうにゃした記号とか、上向きの太い矢印の記号が何か分からないんですよ。目の前の箱でググろうにも、どう調べていいか分からない、出てこない、探しづらい。全く困ったものです。「⌘(※Windowsだとフォントによっては文字化けるかも)」がCommandキーなのは、Macのキーボードを見れば分かるからいいとしても、他のはキーボードには書いてない。全く、ユーザーフレンドリーなAppleが聞いて呆れる!(八つ当たり)
というわけで、各記号とキーボードの対応、キーの役割紹介です。
記号 | 該当キー | 備考 |
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command | Windowsで言う「Windows」キーと「ctrl」キーを兼ね備えたような、Macの核となるキーです。Windowsに慣れてると、位置的に慣れるまで押しづらいかも。 | |
control | Windowsの「ctrl」キーよりは出番が少ないかな?「^」のショートカットを見かけた時に使います。 | |
delete | 文字を削除する時に使うおなじみのキーです。Windowsだと「BS (Back Space)」キーですが、Macだと「delete」なんですよね。紛らわしいったら… | |
forward delete | Windowsでいう「Del」キーに該当します。iMacなどデスクトップ版のキーボードには単体のキーとして存在しますが、Macbookにはありません。Macbookでは「fn + delete」の組み合わせで動作します。「forward delete」キーなどと呼ばれたりもします。 | |
eject | これはキーボードそのままの表記なので分かりやすいでしょう。押すとCDなどが出てきます。 | |
esc | おなじみ?エスケープキーです。Windowsと一緒で、押すと何かと表示が消えてくれたりします(笑) | |
option | Windowsの「Alt」みたいな位置づけ。記号になると、自分はShiftとよく勘違いします(^_^;)あと、どことなく「ぬーん」とした顔にも見える。 | |
shift | 役割はWindowsのShiftとほとんど同じです。ショートカットでもよく使うから、記号も覚えちゃいましょう。 | |
tab | これもWindowsと似たようなもの。確かにtabっぽい記号…かな? |
どうでしょう?とっつきにくいのは覚えるまでだけで、覚えてしまえばWindowsもMacも大差ないので、バッチリ覚えてMacを使いこなしましょう!
ちなみに文字として入力したい場合は、「ことえり」や「Google日本語入力」の「文字パレット」を開いて、Unicodeの「その他の技術用記号」の欄を探せばほとんどあります。最後のリンクでも紹介しているコンバータなどを使用してコピペする手もあります。
それではまた!