北島酒造のお酒 〜 関西からのアクセス抜群な酒蔵

朝からデパートでがっつり日本酒を試飲してきました。普段、胃がいたいつらい言ってる人間の行動ではないですね…いいんです、お酒飲んだぐらいの方が調子いいので(笑)

今日のブースは滋賀県の酒蔵「北島酒造」。気のいいおっちゃんが、にこやかに説明しながら色々と注いでくれました。

・もろみあらごし純米どぶ
最初に飲ませてもらったのがこれ。ちょうど家の「白川郷」もなくなりかけて、次のにごり酒を探していたところ。一口飲んでみた感想は…どろり。すごい。ちょっとハードなヨーグルトぐらいどろっとしてます。なるほど、ビンを見ると「もろみ」が上の方まで。でもお酒は純米酒だから、しっかりとした味わいと甘み。これは美味しいってなことで、購入はこれに決定!

あ、決まっちゃった。でも、でもですよ。せっかくだから他のも試してみたいじゃないですか…

・しぼりたて新酒 純米吟醸
純米吟醸らしく、花のようにふくよかなお米の香りとやわらかな味わい。これは美味しい。好みの味です。

・あらばしり新酒
最近よく見る「あらばしり」。簡単に言えば、お酒の「一番搾り」ですね。実はよく分かっていません(笑) こちらはスッキリとして、少し香りに特徴が。あらばしりはコスパがいいので、量を飲む人にはいいですね。

・純米吟醸 近江米のしずく
減農薬の近江産酒造好適米を使用した、精米歩合55%の純米吟醸。こちらはかなりキリッとしていて、辛口好きの人が好きそうな味。

・純米大吟醸 近江米のしずく
上の純米吟醸と同じお米を45%まで削ったもの。かなり香りが強くなって、精米10%の違いの大きさを実感します。

・大吟醸 御代栄
吟醸好適米「山田錦」を35%まで高精白したもの。同じ大吟醸でも、上のとはかなり味が違います。個人的には「純米大吟醸 近江米のしずく」の方が好みだったんですが、お米のブランドでしょうか。全国鑑評会を狙うために山田錦とハッキリ言っておられました(笑)

・大吟醸 黒松御代栄
近江産の好適米と山田錦のブレンドと言ってたかな?この3つの中でも、味が強すぎず飲みやすい大吟醸でした。

・梅るるる(日本酒仕込み)
最後はこちら。一般的な家庭の梅酒レシピだと梅1kg、氷砂糖1kg、ホワイトリカー1.8Lですが、こちらは日本酒の甘みを生かすため、氷砂糖が10分の1とのこと。砂糖が少ないからかどうか、渋みも含めた梅の味が強く感じられました。好みは分かれそうだけど…個人的には凄く好きな味です。
更にこちら、少し味見した後で「しぼりたて新酒 純米吟醸」を足してくれます。言ってみれば、梅酒の日本酒割り。気になる味は…美味いっ!濃厚な日本酒梅酒に、日本酒(それも純米吟醸)を足すんですよ、どうかしてます(笑)「氷で割ると最後薄くなりますよね。だったら冷たい日本酒で割ればいいんです。」って…贅沢すぎる!しかし美味しい。これは梅酒好きにはぜひ試して欲しい。こちらは1500本程度と、あまり量を作っていないとの事でした。

以上!日本酒の好適米として有名な兵庫の「山田錦」ですが、この品種の親は近江産の好適米「短稈渡船」だそうです。漠然と日本酒は東北・新潟・兵庫(灘)ってイメージがあったんですが、今日こちらの滋賀のお酒を試飲してみてイメージが変わりました。滋賀酒ステキ!

蔵の場所は、滋賀県にあるJR甲西駅から徒歩5分。甲西駅と聞いても「?」だったんですが、東海道線の草津駅で草津線に乗り換えて3駅、JR大阪駅から1時間ちょっとで着く場所でした。2014年2月11日は蔵開きらしく、400人もの観光客が押し寄せるとのこと。5人で対応するから大変だと言っていました(笑)人数を見れば分かりますが、この観光ツアー、大人気らしいです。

年一度しか作らない発酵スパークリングの「直」というお酒や、天満天神梅酒大会2013のリキュール部門・一般投票1位の「ゆず酒」があったりして、蔵ならではのお楽しみもあるとのこと。入口にある美味しい井戸のお水も飲めると言っていました。今日さんざん試飲させてもらって何ですけど、これはもう蔵に行くしかありません!ちなみに蔵見学はいつでもOKらしいですが、説明できる人員を常に用意しているわけではないので、前もって連絡をもらえると嬉しいとのこと。これはぜひ、誘い合わせて行きたいですね。

北島酒造、オススメです。

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